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浄化してしまいたい

思い出したくない嫌〜なエピソードをネタにして浄化する

義実家の公衆便所よりきったねえ便所掃除をキレながらした年末

昨年の、というか一昨日のことである。

 

旦那実家の近くに住みつつ、なかなか足が向かない理由としてその家が掃除をしない家だからということがある。

 

旦那実家には旦那の父と祖母がおり、母はよく知らんが旦那が学生の頃に離婚したらしい。

 

炊事などは祖母が数年前まではやっていたらしいが、高齢の為現在は寝たきりに近い状態になっており、台所に立てなくなったので台所は荒れ放題、しかし今思えば祖母が元気だった頃ですら物を溜め込んだり、腐らせたりしていたのだろうと思われる。

 

結婚して間もない頃。正月過ぎに行った時、

祖母に「甘酒煮たから飲んでいきなさいよ」と言われ(別に飲みたくなかったが)鍋を開けるとカビの生えた液体があった。

見ないふりをしてその日は帰ったが、その次に行った時(数日後)、鍋はそのままの状態で放置されていた。

それでも尚甘酒を勧めてくる祖母に「なんか、カビ生えてて…」とやんわり伝えたが「ええ?そうなの?」と言ったきり。

更に数日後尋ねるとやはりそのまま鍋はそこにあった。

わたしは無言で中身を捨て鍋を洗った。

 

この頃から祖母はボケ始めていたのかもしれないが、年齢的に無理もない。

 

だが義父は別にまだボケていないはずだ。

 

でも義父は台所のことも掃除も満足にしない人間だった。いや、できない人間なのかもしれない。

 

寝たきりの祖母の枕元のゴミ入れはいつも満杯で周りには髪の毛やら薬のゴミが落ちていたし、トイレはテンションが下がるほど汚く、公衆便所の方がまだマシと思える程だった。

 

子どもが3歳になり、訪ねるたびにおやつをくれようとするが、祖母の枕元にいつもあるみたらし団子の賞味期限を確かめてからでないと与えるわけにいかなかったし、食べる気でいた子どもにカビが生えた団子を勧めていたので慌てて止めて、じゃあ仏壇の前に置いてある頂き物のお菓子を食べなさいよと言われるもそれらのカステラやらどら焼きやらも大抵月単位で賞味期限が切れていてわたしもキレた。

 

なんで食べもしないお菓子をずっと置いておくのだ!!(余談だが賞味期限が3年前の彩果の宝石も発見した。※ゼリー状の個包装されたお菓子。よく見ると謎の亀裂が入っていて怖かった)

 

子どもと一緒に行った時に最も困ったのはトイレである。

保育園に通っている息子は小用は立ってできるようになり、出先のトイレにも一人で入る事はあるが、身長がまだ低くどうしても立っておしっこをするとチンチンが便器についてしまう。

 

公衆便所より汚い義実家の便器は縁や便座の裏は無法地帯で、子どもの大事なところが触れて病気になったらどうしようとハラハラしていた。(子どもも流石に汚さに引いており、あまりトイレに入ろうともしなかったが)

 

そんなことを周りの人達に愚痴っていたのだが、年寄りの家では当たり前のようにあることらしい。

歳をとるのはこういうことなんだと。

だから仕方ないんだと。

 

そうですか。

 

…だからってなんでわたしがやんなきゃなんねんだよ!?!

 

わたしがやんなきゃ、誰もやらねえからだよっっ!!!

 

ここからがやっと一昨日の話に入る。

 

便所の汚さや台所の無法地帯に気付かない奴らに許可を取る必要はない。

 

家からサンポールと便器用ブラシとお掃除シートを持参し、旦那と子どもと義実家へ向かった。

 

便所は相変わらず汚い。掃除前の状態を見た旦那が引いていたが無言で掃除に取り掛かる。

便器中より外側が特に汚れていて、お掃除シートで拭き取ると茶色い汚れがついた。お掃除シートを1パック、置いてあったスプレーも全部使い切り、何とか便器とその周りを綺麗にした。

 

「…けいちゃん(息子)にこのトイレ使わせたくなかったんだよね」

掃除後につぶやくと旦那は

「…お疲れ様」

と言ってギュッとわたしを抱きしめたが、それをスルーし無表情で庭に出てこんどは無言でスコップで穴を掘り始めた。

ある程度掘ったところで

「スイカ取って」

旦那に伝える。

「絶対に落とさないでね」

 

いつからあるかわからない仏壇の前に置いてあったスイカ

義父は置いとけ、割れたらどーするんだとかほざいてやがったけど構わずその穴にスイカを埋めた。子どもが喜んで土をかけていた。

 

これまた数年前、みかんが送られてきたとかでお裾分けしてもらったが、3ヶ月後くらいに廊下に置いてあったみかんの段ボールの底が腐っていてわたしが一人で片付けたことがあった。(りんごの箱も片付けた気がする)

(長芋も)

 

頂いたんだか買ったんだかわからないが、元来食いしん坊のわたしは食べ物を無駄にするこの家の在り方が許せなかった。

祖母が元気だった頃はお節やらを大量に作っては食べきれずに腐らせる。

送られてきた野菜やら果物をさばききれず、駄目にしてしまう。

ある年は生卵が大量に冷蔵庫にあり、その殆どが賞味期限がきれていたこともあった。

 

旦那にこぼすと、

「昔の人間だし、食料難を経験してるからつい食べ物を溜め込んじゃうんだよ」

と言っていたが、じゃあ貴様が片付けろやという話である。

 

要は旦那も片付け掃除が出来ない人間だったのだ。

 

そんなこんなで年末は気が重い。

行かなきゃいいじゃんと言われたらそれまでだが、あんな汚い家に大晦日寄ろうとする親戚などいない。だからわたしたちがわざわざ寒い義実家に行き、全く寛げずに衛生を気にしながら蕎麦を食べる羽目になるのだ。

 

便器を磨きながら、この家一度燃やした方が早いんじゃないかなとわりと本気で思った。

(近所迷惑になるからボツ)

 

穴を掘りながら、使ってない大量の汚い食器はいつか一つ残らず割ってやろうと決意した。

 

いつか、絶対。