鬼滅の刃が苦手なんだけど
タイトルの通りである。
世間では流行っているようですが、わたしはこういった理不尽な理由で虐げられる系の話が心底苦手なのだ。
まじで。
シンデレラ系の話が昔からダメで、古くは小公女セーラとか、花より団子とかですらダメ。人がいじめられている所を見るともう、頭に血が昇ってしまう。感情が振り回されすぎてしまうのだ。だからその手のニオイのする作品はとにかく避けてきた。
今まさに4歳の息子が見ているのだが…
同じ空間に居るのが本当に辛いのだ…。
(お母さん苦手だから一人で見てね!とキツめに言ってしまった…そんなん全く気にせずかぶりつきで見てるけどさ)
世間では興行収入100億円と言われこのコロナ禍において沢山の人に希望を与えたのだろう。
そんな中、アンチっぽいことなんて大変言いづらいのだけど、今!まさに!
言わずにいられないのよ…
キメハラなんて言葉があるらしい、鬼滅の刃の良さを上から目線で周囲に撒き散らしマウントを取る人?という認識で合っているだろうか…
わたしに言わせれば見たくない人にあたかも好きでしょ?みたいにあっけらかんと見せようとする空気こそキメハラですよ…(っていうかこれも既にキメハラなの?なんかアンチがいないみたいだからちょっとニュアンス違うかと認識してますが、伝わるかなぁ…)
(いや大人だしいくら勧められようと「わたし苦手だから見ないのよね〜」と言えば済むことだし実際言ったけど)
旦那は生粋のオタクなので息子と一緒に映画を観に行ったりしていた(お母さん無理だから2人で見てこい!と行かせたのだ、旦那は号泣してたらしい)。
親子で同じものを楽しめるのは素晴らしいと思う。そういう意味で旦那と息子は共有できる作品があったのは良かった。(小さい頃の好きなものって親からの影響も多分にあるとは思うが)
苦手なわたしが連れて行ってあげられないかわりに、一緒に行ってもらえるなら万々歳だよね。もしわたしが息子と2人暮らしだったら、見せないようにしてしまったかもしれないし。
…じゃあ、わたしは何故こんなに今現在ざわざわしているのか…?
それは、旦那が朝息子に「今日7時から鬼滅の刃見ていい?ってママに言ったら」と伝えアキバに出かけて行ったからである。もちろんまだ帰ってきてはいない。
そして、裏番組でM1が丸かぶりだということに昼間気づき、帰宅したら更に旦那が鬼滅の刃の録画予約をいれておりM1が撮れないことにも気づいた。
いや、いいんですよ?!
今日だって前から決まっていた約束があり久々にウキウキで出かけて行った訳だし。
だけどね…冒頭のたんじろう?とねずこ?がリンチされているシーンを見てしまい、もう我慢の限界でしたよ…。
大人気ないとか、フィクションだろが!なんてご意見は百も承知してある。なんなら自分が一番わかってるよ。でも駄目なんだよ。心が沸騰してしまうんだよ。
アレルギーみたいなもんなんだろうか。
そしてこういったタイプの人間にはきっと名前があるんじゃないかな〜。なんとか症、みたいなね。
…そんなこんなしてるうちにコメディタッチな場面になったのでちょっと落ち着いてきたぞ。
(きっと全部見たら面白いと思えるのだろうから勿体ないっちゃ勿体ないが)
まあ、そういう人間もいるよっていう話でした。